NARUNARU

NARUクルーイベントレポート|My 偏愛 Music!

2025/05/15

NARU

本日は4月10日に開催されたNARUクルーイベント「My 偏愛 Music!」のレポートをお届けします。音楽愛あふれる参加者が集い、それぞれの“好きすぎてヤバい曲”について語り合った、NARUクルー・コバヤシシンゴさん(通称こば助)企画の当イベント。ジャンルも年代も飛び越え、音楽に対するそれぞれの偏愛をシェアしあう場は、終始熱量たっぷりで、笑いと発見に満ちた時間となりました。

NARUクルーとは、イベントに参加者として参加するのではなく、企画したり、運営したりという形で「イベント主体」にまわるNARUのメンバーシップです。

NARUクルー詳細についてはこちら

イベント企画者

NARUクルー コバヤシンゴ(イベント内ではこば助)

サポートメンバー

・盛り上げ担当:オオサワさん、まゆさん
・撮影担当:うえっちさん
・レポート担当:コバヤシンゴ

どんな内容のイベントでしたか?

音楽愛溢れる人を集めて、コレ好きすぎてヤバい曲/バンドの話をしてもらうイベントです。

参加者の方には事前に下記3点の準備をお願いしました。

・イチオシ曲、最大3曲の準備
・イチオシ曲の発表年を調べる
・イチオシ曲の紹介コメント

イベント当日の流れは下記の通りです。

・音楽遍歴を含めた自己紹介
・イチオシ曲を紹介する「My偏音POP」の作成
・POPを片手に曲を流しながら、イチオシ曲について熱く語るプレゼンタイム
・年代別にPOPを並べ、本日集まった偏愛音楽年表を作成

このほかに、日本橋の音楽シーンを紹介し、音楽繋がりで日本橋を知ってもらうきっかけ作りをしました。

どんな思いで企画しましたか?

企画のきっかけは私のライフワークである音源収集と絡めたイベントをやりたい!という想いでした。
これまで数多くの音楽を聴き、収集してきましたが、世の中にはまだまだ多くのお宝音源が眠っています。
これを自分の力だけで掘り出すことに限界を感じていたので、音楽好きを集めて紹介してもらう仕組みを考えた次第です。
また、飲み会の席で会社の役員と話をしたとき、1970年代の音楽の話で盛り上がり、新たな接点を作ることができたことから、お酒やソフトドリンク、おつまみを提供し、一杯飲みながら、気楽に音楽が語れる空間作りを意識しました。

推しのポイントは下記の3点です。

・曲を流しながら、語る
 →友人宅にいる時のように話をしながら音楽を聞く、より盛り上がる環境作り

・曲紹介のPOP作成
 →ヴィレバン風のPOPは手間をかけずに作成でき、話のきっかけにも、年表に貼り付けるコンテンツにもなる

・年代別年表の作成
 →メジャー/マイナー、ジャンルを問わない共通項目の発表年を用いて、年代別にPOPを並べることで、参加者が紹介した楽曲を総括

当日一番気にしたポイントは、音楽は趣向性が強く、批判・批評に陥りがちなので、話をする際、今日集まった仲間に対してリスペクトの気持ちを忘れずに、ということでした。
この点についてはトーク開始する前に事前説明しました。

どんな人が来てくれましたか?

10名の枠に対し、9名集まりました。

参加理由は下記の通り

・人の音楽の話を聞くのが好き
・色んな人から色んな音楽をお薦めしてもらいたい
・ピザ読書会で自分の好きな本を語ってすごく楽しかったので今回の音楽イベントにも参加してみた、忘れてた好きだったものを思い出すきっかけになった
・自分のすきな音楽をほかに好きな人がいるか、知らない世界を知りたい
・音楽をカオス的に聴きすぎているので、正気になって音楽の話をしたい
・色んな曲聞けたらなと
・友達からお誘いいただいた

参加者からどんな感想がありましたか?

イベントスタート直前の会話では、曲紹介コメントの事前準備、POPの作成に若干不安を感じていた人がいました。

また、自身はそんなに音楽は詳しく無いけど、自分と音楽について語る場と捉えて良いかと言った質問がありました。恐らく、コアな音楽ファンが話をする場と考えていたようです。

しかしながら、実際に始まってみると、POPの作成も全員短時間で書き上げ、話自体も自分と音楽の繋がりについて語る人が多く、全体的な雰囲気も笑いを交えての良い空気感で進めることができました。

開催しての感想を教えてください

ターゲット:広げて正解
 企画の当初は、コアなオタク層を集めて話を聞こう→音楽を語りたいけど普段ウザがられる年輩層を集めよう、と考えて、ジャンルを企画者自身が好みの洋楽に絞り込んでいました。
 そんな中、NARUクルー内での企画発表の場で「JPOPはダメなの」といった意見が多く聞かれたので、ジャンルを不問にし、「音楽に対する偏愛を語ろう」にシフトしたところ、男女比もほぼ半々で、年齢層も幅広い人を集めることができました。
 他の人の意見は大事ですね〜

音楽を語りたい人:一定数は存在すると確信
 音楽を「語る」という行為は「演奏する」「聞く」「ライブを観る」に次ぐ、新たな楽しみ方だと感じた次第です。

▼POP作成:うまくいった

 ヴィレバン風POPは、参加者も楽しく作成いただけたようで、思ったより時間もかかりませんでした。

▼企画者:大いに楽しむ
 なによりも企画者自らが楽しんでしまいました。
 それと語り手の音楽にまつわるエピソードやイチオシポイントを聞いていると、ジャンル問わずそれぞれの楽曲に興味を持つことができました。
 これまで聞くことがほとんど無かったアイドルやボカロPの音楽にも興味を持てたのは大きな収穫です。

▼参加者:来ていただけることのありがたさ
 見ず知らずの方がイベントの内容だけ見て、お金を払っていただき、時間を割いて来て下さる事ってすごい事だな、ありがたい事だなと改めて実感。

▼サポートメンバー(まゆ):音楽愛!めっちゃステキ!
 サポートメンバーとして参加しました。参加者さんはもちろんコバヤシンゴさんの音楽への愛を感じられるイベントでした!ヴィレバン風POPを作る時はあらかじめ書くことを考えていた方や好きなところがありすぎて書くことを悩んでいる方がいたりしましたが、楽しそうに書かれていました!語る時間になるとその方の好きな音楽への熱量や音楽を流して一緒に共有できる時間があり、とても良かったなと思います!!ジャンルはバラバラですが、大きく括ると音楽という根は同じなので、音楽好き!みんなの好きな音楽を知りたい!語りたい方(参加者さん)にとてもブッ刺さるイベントだったと思います♪

今後のイベントに活かせそうなことや気付きを教えてください

▼著作権には注意すべし
 当初、イベント告知の画像としてアルバムジャケットを考えていましたが、著作権違反の可能性ありとのことで、差し替えました。

▼自分のイベントと日本橋の繋がりを語る
 なかじさんのアイデアで、日本橋の音楽スポットを調査し説明しました。
 たまたま、オオサワさんのイベントで訪問したレコードコンビニやなかじさんに紹介いただいたTHE A.I.R BUILDINGで現地取材できていたので、コンテンツ作りはスムーズに進みました。
 また、ネットで探してまとめるだけでも自分自身が日本橋との関係性を深めることができるし、コンテンツにもなるのでおすすめです。

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